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メールのひとつで、彼の心を自分に向けることができる一方で、メールがトラブルのもととなって、別れの危機を招くこともあります。
たとえば、過去のことを謝罪するメールや、女性的な感情をあらわに出したメールなどです。また、答えにくい質問形式のメールや、束縛感を与える催促メールも嫌がります。 メールを送るときには、こうしたNGメールに気をつけるようにしましょう。 ここでは、どんなメールがNGなのか、「質問メール」「催促メール」「謝罪メール」「感情メール」のそれぞれについて詳しく解説しましょう。
1、2回ならば構いませんが、何度も送ると相手は押し付けがましく感じるので要注意です。こうした聞き方をされると、なかなか「ダメ」とは言いにくいものです。彼の優しさに甘えすぎないようにしましょう。
交際当初は、相手を知りたいと思う気持ちも強いのでOKですが、あまりにも聞きすぎると、相手もうっとうしく思うので注意が必要です。 「私はこういうのが好きなんだけど、あなたは?」という質問のほうがいいかもしれません。
毎週お決まりのように確認するのはNGです。男性が束縛感を感じやすいので、ほどほどにしましょう。
解決策を求められたり意見を聞かれるのは、頼られている感じがして嬉しく思う男性は多いので、問題ありません。 ただ、何でも聞いてしまいがちな人、相手に左右されやすい女性は要注意です。自分の意見がないと思われてしまいます。適度な自己主張はやっぱり必要です。「参考に聞きたいんだけど・・・」と前置きを入れるのもいいでしょう。
質問メールの例で取り上げた、「メールしてもいいかな?」の逆バージョンですが、心身とも深い疲労感があるときにお願いをされると辛いものです。様子見が肝心です。 付き合っていて、だんだんと彼がフェードアウトしていき、月1回くらいのメールになった場合などは、1回だけ送ってみるのもいいでしょう。
なかなか会えないときは、このセリフを言いたくなりますが、やっぱり相手の様子を確認してからです。「そろそろ会いたいね」と書くと、押し付け感が出てしまいます。 この場合、「会いたくなっちゃった」と言い換えることで、押し付けではなく自分の気持ちを伝えている表現となるので、強要的な雰囲気はなくなります。さらに、「何だか」という前置きをつけることで、今思い付いたような印象になり重さもなくなります。
これは言い換えれば「私のために○○してくれる?」という強い要求です。○○が純粋な用事なら、都合がつけば書諾してくれると思いますが、相手は重く受け止めてしまいがちです。 断りづらいとか引き受けてできなかったら悪いとか、責任を感じがちな言葉なので、状況を見極めることが大切です。ただ、親しき仲にも礼儀ありの精神を忘れなければ大丈夫です。
謝るときには、素直に簡潔にするほうが伝わりやすいと思います。「ごめんなさい」の言葉だけあればOKです。説明や回りくどい言い方は必要ありません。
素直な言葉なので、好感が持てます。1回だけなら有効だと思います。注意したいのは、何度も使ってはいけないということです。「学習しろよ!」と相手は思ってしまいます。
基本的に、謝罪は1回だけで十分です。何回言っても、相手に対しての過ちは消えないのです。むしろ何回も謝っていては、謝ればすむと思っていると受け取られかねません。 もちろん、自分に非がある場合は、絶対に謝罪したほうがいいでしょう。それも、相手の顔を見てきちんと言うほうが効果的です。
感情的になっているときは、メールはしないほうがいいでしょう。一度作成したら、いったん保存して、最低でも翌日できれば3日経って読み返してから、送信することをオススメします。 落ち着いてから読み返すと、「このメールは送らなくて正解」と思うことのほうが多いはずです。感情をぶつけて後悔する女性がすごく多いので、肝に銘じましょう。
相手に聞くより、まず自分で考えてみましょう。本当は正反対の意見だったり、自己防衛で言ったことなのかもしれません。言葉をそのまま受け取るのではなくて、自分で咀嚼することが大切です。
こちらが我慢していることは、言われるまで相手は気づいていないことが多いです。これを言った時点で、まず相手が思うのは「そこまで我慢してなんて言ってない」という気持ちです。自分が悪者にされたみたいで、かなり不快になるので言葉を選びましょう。 たとえば、「私、勝手に我慢しちゃって素直になれないの・・」といった表現なら、相手を責めていないので、相手も素直になりやすいです。微妙なニュアンスの違いで大きく変わるので、いろいろ考えてみるといいでしょう。
ここまで「質問メール」「催促メール」「謝罪メール」「感情メール」の4つのカテゴリーごとに、NGをいくつか見てきましたが、基本的に返答ほしさのメールや無言の押し付け・束縛感のあるメールは好ましくありません。 恋愛全般に言えることですが、メールをするうえでもっとも大切なことは、自分の不安を相手で解消しようとしないことです。 自分の不安は、自分で解決することで自信になります。 どんなに愛している相手でも結局は他人であって、自分の人生を保障してくれるわけではないのです。人生の責任は本人が取らなくてはダメです。 まずは、自分の力で考えてみてください。自分のことは自分が一番よく知っているはずまずは、人生は自分を知るために生きているいってもいいものです。
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