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フェードアウトは、人間が持っている「飽きる現象」が根底にあります。きつい言葉かもしれませんが、人は飽きるのです。 それでは、飽きないようにするには、どうすればよいのでしょうか。
恋愛を主食にするから飽きてくるのです。あなたがハンバーグが好きだからといって、毎日3回ハンバーグを食べる生活を何日間も続けられるのでしょうか? 最初は好きだったものが、だんだん嫌になってくるでしょう。それと同じことです。人はボリュームのある主食が毎日同じでは飽きるのです。 ところが、主食でないものは毎日でも飽きません。一服するときのコーヒーなどは毎日続けることができますが、それは主食ではないからです。
憩いの場のコーヒー、ほんのひと時の安らぎなのです。毎日同じものを満腹まで食べると飽きるし、そして無理やり食べさせられると拒絶反応を起こします。 ★ ほんのひと時の憩いの場・・・それをうまく習慣化できると、男性との恋愛はうまくいきます。 よい習慣にするには、最初が肝心。特に男性は、最初にできた習慣を一生大事にします。そしてその習慣が日常のものとなり、潜在意識にインプットされるのです。 男性の恋愛における「最初の習慣」は、付き合い始めてから約半年間の時期に作られます。その半年で、その女性と一生やっていけるかどうかの習慣ができるのです。 この半年を、どのように乗り切ればよいのか。
好きなものをお腹いっぱい食べる時期。楽しく毎日メールを何通も送り、恋しくて毎日会いたいと思っています。まるで重心に戻ったようなロマンチックに女性を誘ってきます。 ここでのキーワードは「テンション」です。 テンションが高ければ、男性は女性のことが好きで気に入っている証拠です。逆にテンションが低いと感じたら、それを高めるために、女性がどう努力するかを考える必要があるでしょう。 そしてテンションが高いのも、実は要注意です。 テンションが高すぎると、飽きるのも早いのです。「妙にテンションが高いな」とあなたが感じたら、それに乗っからないで、あなたは冷静にテンションを下げることも必要です。そのテンションがずっと続くと期待してはダメです。
しばらくして連絡頻度が低くなるのも、男性心理の本能の計画通りです。男性自身が頭で考えて計画しているのではなく、本能がそうさせているのです。テンションが高ければ当然テンションは下がります。そういう仕組みになっているのです。 それを女性たちが理解すればいいのです。それを理解できないから、「あれ? どうしたのだろう・・・?」と悩むのです。 恋愛の失敗例では、この頃から女性にスイッチが入り、おかしな方向に進むケースが多いのです。その失職をなくすため、ここでのスイッチを入れてはダメ。もっと男の心理を読んで行動することです。 「彼はハンバーグを食べ過ぎて、お腹を壊したのだわ、しばらく主食は注意」くらいに考えておけばいいのです。
成功している男女は、お互いのペースをつかんでいますが、これが原則です。 ここで、男性のペースについて解説します。 男性との付き合いを長く続けるには、ステップ2の状況になってからが肝心です。そこで彼のペースをつかむことです。 「あれ? どうしたのだろう・・・?」と悩むのではなく、「今こそ彼のペースをつかんでやるぞ」と心に決めるのです。 男性のテンションの高い時期は、人によってまちまちです。数日、数週間でテンションが下がる人もいれば、何年も持つ人もいます。おそらく平均すると3ヶ月くらいでしょう。ペースはそのテンションの高い時期につかむのではなく、テンションが下がったときにつかむようにしましょう。 テンションが下がったときの姿が、本来の彼の姿です。
ここで、重要なことは、ステップ3で、ペースをつかむまで、あなたは彼を「好き」にならないことです。 いいですか。ペースをつかむまで、彼を本気で好きにならないと決めることです。 好きから始まる女性の恋愛は大変危険ですので、ペースをつかんでから好きになることです。好きというスイッチは最後でいいのです。 ★ 本来の彼の性格を知り、彼のぺーすをつかむ。これが50年続く愛の極意です。 極意といっても、それほど難しいものではありません。 ステップ2のサイクルになったとき、あなたが「焦らないで、不安にならない」だけでいいのです。彼のテンションが下がったときに、うろたえることなく、彼のペースがつかめるかどうかで、彼との一生が左右されるのです。 ステップ1〜4の流れをつかむことができれば、あなたはフェードアウトに対して、何も恐れることはありません。好きというスイッチを最後に持っていれば、フェードアウトで苦しむこともないのです。 「連絡はこない、去るものは追わない」という主義ができているからです。
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