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★ 男の愛は行動で、言葉ではありません。 ★ 女の愛は言葉、コミュニケーションです。 言語能力が発達した人間は、ありとあらゆる言葉を使います。そこで、男女の会話の差について、簡単にまとめてみます。 ある居酒屋で、女性だけのメンバーで複数人、男性だけのメンバーで複数人、それぞれ飲みながら会話を楽しんでいます。
女性だけのメンバーは、最初は女性の趣味趣向である旅行や美味しい店、ファッションや化粧などの話から始まり、だんだんと人間関係の話が多くなります。仕事における人間関係、家庭における人間関係、友達との人間関係、そして極めつけは、「彼との人間関係」で、彼にまつわる細かなことを描写して話します。 「昨日、彼が私の部屋に来たの、そしたら彼はどうしたと思う?」 「えっ?どうしたの、彼は何をしたの?」と友達の女性は興味津々で耳を傾けます。 「そしたらね、彼は・・・」 「なになに?」 「いきなりポケットからケータイを取り出して、私のことを気にせずメールをするのよ」 「な〜に、それ!」 「失礼よね、やっと会えた二人だけの時間なのに、誰かにメールするなんて」 「それって女にメールしたんじゃないの?」 「あなたもそう思う? 彼は男友達にメールを送ったんだと言っていたけど、怪しいものだわ」 このとき、男性は時間の都合で用件を済ますために彼女の部屋からメールを送ったのです。たった5分ほどの時間。彼のたった5分の作業が、女性たちの2時間の話題となるのです。そんなこんなで、彼にまつわる話は、恋する女性たちには尽きません。
一方、男性だけのメンバーでは、もちろん人間関係の話も多いのですが、恋愛についての話はそれほど出ません。男同士のメンバーは、主に仕事の話になり、仕事の話はこと細かに理論、技術論で展開します。 エンジニアの集まりなら、 「あのエンジンの角度が135度、もう少し角度を上げたらもっと回転率がよくなるのでは・・」 「いやいやそうしたらエンジンに負荷がかかるよ」 「それはだな、こういう力学で負荷がかかるんだよ」 などと、技術者は自分の理論に沿って話しをします。 スポーツの話題なら、 「9回裏一死満塁ツースリー。田中が投げたあのスライダーはよかった。あの三振で流れが変わった・・・」 「そうだね。でも、もう少し外角低めにコントロールされていたら、セカンドゴロ、ゲッツーだったのに、惜しい」 など、自分のスポーツ理論や哲学にのっとって話をするのがすきなのです。 そこは恋愛の話はありません。いや、多少はあるかもしれませんが、女性たちの100分の1にも満たないでしょう。
男性は愛に対して普段から話をしないから、愛に対しての記憶力が薄いのです。 ただし、仕事に対する記憶力はあります。彼女の誕生日は忘れても、仕事の打ち合わせの日は忘れないのです。 女性は愛に対する話を普段からするから、藍に対する記憶力がいいのです。その記憶力の違いが、男と女のさまざまな事件を起こしているのです。
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