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八白土星は土の性質で、土の中で意志がもっとも固く、鉄の意志を持つ戦略家といえます。転ばぬ先の杖を何本も用意する慎重派で、普段は温厚で面倒見がよいが、ひとたび敵になると、180度性格が変わり、冷酷な人間になります。 人をすぐに信用せず、身内意識が強く、裏切りは絶対許しません。それは、人に裏切られたくないという強い心理が働いているからです。 恋愛がうまくいっているときは穏やかで曖昧な感じの好青年ですが、別れると鉄の意志で相手を受け付けません。その点は六白金星と似ています。八白土星は鉄の扉に加えて、さらに頑固な鉄の意志を持つ性格なので、もっとも復縁が難しい相手でもあります。
彼が別れを決定したら、沈黙をしようが、何をしようが効果がありません。一度縁が切れると、元カノでも「他人」とみなし、身内ではない他人には徹底的に冷たくなります。 「まさか・・・」と思うほど性格が豹変するのが、八白土星です。 別れる前はぐすぐずと悩み傷つきますが、悩んだ末に別れを決心したら、その決心に鉄の意志を持ちます。慎重でぐすぐず悩んでいる潜伏期間が長いので、その期間内に手を打たないと、手遅れになります。 一度別れたらアウトで、もう復縁を望まないほうが賢明かもしれません。 九星の中ではもっとも沈黙が効かないタイプで、もっとも復縁が難しい相手です。 それでも沈黙から復縁を図りたい場合ですが、かなり難しいものとなります。鉄の意志の性格からして、どんなメールも無視される可能性が高いです。土の基本性格に戻って、根気よく続けるしかありません。 季節ごとにメールを送ったり、盆暮れに届け物をしたり、人をなかなか信用しない性格を理解して、その性格を上回る誠意が必要となるでしょう。 もっとも早期に解決する方法があるとすれば、彼のご両親を使うことです、特に、あなたが彼の母親と仲がよいと、攻略法が見えてくるかもしれません。彼の身内と仲良くなることで彼の信頼を取り戻す作戦は、意外と効果が高いのです。 そうした気の遠くなるような根気のある誠意を見せ続けて、復縁した人もいます。信頼を取り戻し、彼の身内に組み込まれれば、一生大事にされるでしょう。
沈黙後のメールは、誠意と身内感、そんな意識で作ることです。たとえば、別れて半年経ってからのメールは、次のような文面が考えられます。 「○○へ、お久しぶりです。半年ぶりにメールします。お元気でしたか? 私は今現在○○(具体的な活動例)で一日を充実して過ごしています。最近父が病気にかかり、看病やら何やらで、初めて親孝行というものをしています。 今までは自由気ままに生活していましたが、この歳になってやっと親のありがたさを実感しています。身内は大切ですね。○○と過ごしていた頃の私は、○○の気遣いのある優しさに依存し甘えていたと思います。こうして父の看病をするうちに、本来の人間としての愛情を取り戻しつつあります。人は一人で生きてはいけない、助け合って生きているものだということをここにきて悟りました。 ○○と付き合っていた頃の私は幼稚で未熟ものでした。○○と距離を置いてみて、失ってみて、初めてその良さに気づいた私は愚か者です。人は愚かな人生を繰り返すと言われています。私もそのうちの一人です。でも、愚か者でもチャンスを与えられるのが世の常だと思っています。 『私、頑張ります前向きに!』愚かだった私が前向きに生きようとします。 『応援してください』前向きに生きるモチベーションの糧として、弱気になったら、また○○にメールさせてください。 久しぶりに読んでくださって、ありがとうございました、」 ★ 誠実に身内感を出して、メールしましょう。 八白土星は疑心が強いので、「何で今さら? 今頃遅い」という気持ちが強いかもしれません。メールを無視し続ける可能性も高いでしょう。それでもあなたは落ち込むことはありません。 これが彼の特徴なのです。「別れたらメールを送らない男」の元祖なのです。 いかに誠実に根気よくやるかが、彼の疑心を解くカギとなります。その根気のいる誠実な作業に、あなた自身が負けないことです。
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